腸というと
「うんちを造るだけの臓器だと思っていませんか?」
人は脳内の神経伝達物質によって
幸福感を感じますが
それは腸でも造られます。
また
免疫システムの維持においても
腸は大きな役割を果たしています。
私たちが活き活きと暮らす為には
『腸能力』が必須なのです。
脳はだまされやすく
洗脳もされやすいのですが
腸は私たちの意図では動きません。
多様な腸内細菌によって
生かされている私たちは
彼らの宿主として食事を
運んでるのに過ぎないのです。
私たちがするべきことは
健全な食品や飲み物を選択することです。
腸は食べ物に含まれる
有害物質を排除するだけでなく
タイミングに合わせて
肝臓や膵臓に指示を出しています。
生体の存続という観点からみれば
腸は脳に勝るとも劣らない働きをしており
免疫システムの7割が腸に集中しています。
腸粘膜の表面は
全身の皮膚の200倍にも及びます。
そこで細菌やウイルスのような
外敵の侵入をブロックしています。
そうした免疫活動の主役が
『腸内細菌』なのです。
腸内細菌叢とは
第二の自分自身とも言えるのです。