香港中文大学の研究チームが新型コロナウイルス感染者は腸内に必要な数種の善玉菌が不足していることを世界で初めて発見しました

(COVID-19)患者の腸の中には、フィーカリバクテリウム プラウスニッツィなど複数種類の「善玉菌」が存在していないことを突き止め、消化器関連の国際医学誌『Gastroenterology』に発表。

内科及薬物治療学系の黄秀娟・教授のチームは新型コロナウイルス感染者の腸内微生物・菌群のバランス喪失の状況を研究し、腸内菌がいかに病状に影響しているか、患者の糞便は伝染性を有しているかを探りました。

研究チームは110人の研究参加者を募り、うち50人は新型コロナ感染者で、普通の肺炎患者が30人、健常者が30人。

研究は1月末から開始し、20〜70歳の15人の感染者(うち2人は危篤)の腸内細菌の初歩的な分析結果を得ました。

その結果患者の腸内は健常者に比べて善玉菌が少なく悪玉菌が多かったことが分りました

例えば患者は人体の免疫力を維持する善玉菌「Faecalibacterium prausnitzii」が比較的少なく重体患者の体内には「Clostridium hathewayi」などの悪玉菌が多くありました

黄教授は今後、善玉菌によって免疫力を高める処方を研究開発することが可能との見方を示しています。

免疫の鍵となる腸内細菌に研究と成果が出てきたのは素晴らしく、更に世界各国での研究も進んでます。ワクチンだけでない対抗手段を人類は手にしているのです。

又世界のコロナウィルス感染率、死亡者共に日本とは桁違いなのは、人種間菌の違いだと私達は推測しています。一方で私達が実施した便検査データを見ると日本人の腸内細菌に大きな変化が起きてきています。
又これまでの、論文や、データーも腸内細菌を同定していく上では偏ったデータが多く精度上げた地道な研究が求められてます。

これまでの日本と北欧の一部国とは共通の腸内細菌の特徴を持ち、中国とアメリカも最も近い共通の腸内細菌を保有し、又南米のベネズエラ、ペルーとアフリカのマラウイは地理的には遠いが穀物類を主食とする原住民という共通性から非常に近い関係とされてます。
面白いのは中国とアメリカが最も近い関係にある事で日本と中国は地理的に近く同じアジア人であり食習慣も似ているのにもかかわらず、お互いは遠い関係とされている点です
私達は、幾つかの微生物と人種菌を精査し今後発表して行きたいと考えています。

何れにせよ免疫は簡単にはつくられません
免疫の殆どを創り上げる腸内細菌を無視しては私達の将来は無いのです。
多様種な腸内細菌が私達を支えてくれる事を理解され是非mother bioをお試し下さい